新ローカルメディア「Local. Biz」に取材を受けました!

「しあわせの経済」世界フォーラムの開催とほぼときを同じくして、クリエイターの方たちによる、あたらしいプラットフォーム型ウェブサイトがローンチされた。その名も「Local.Biz」。「日本の未来をローカルから作る」というキャッチコピーには、ローカルという言葉もこの1年で、遅れたこと、取り残されたことといったネガティブなイメージから、ポジティブで、能動的で、若い人たちのアンテナに引っかかるようなものとして、再評価されつつあることを実感した次第です。

そのメンバーのひとりが、二日間、「しあわせの経済」世界フォーラムに参加し、レポートコラムを書いてくださいました。前半・後半とありますので、ぜひほかのサイトメニューもあわせてご覧下さい!

◆【レポート】日本で初開催!「しあわせの経済 世界フォーラム2017」今、世界中で起こるローカリゼーションの潮流(前編)

https://local-biz.jp/works/1203

 

◆【レポート】日本で初開催!「しあわせの経済 世界フォーラム2017」今、世界中で起こるローカリゼーションの潮流(後編)

https://local-biz.jp/works/1276

地域経済をとりもどす~分科会B2レポート

登壇者:ジョージ・ファーガソン(建築家、元ブリストル市長)
枝廣淳子(東京都市大学環境学部教授)
大江正章(コモンズ代表)
許文卿(全州大学教授)

企画:幸せ経済社会研究所、コモンズ

 

本分科会では、グローバル化された経済に翻弄されるのではなく、外的な衝撃にもしなやかに強い、レジリエントで幸せな地域をつくるためには、循環型の地域経済を取り戻す必要があるという問題意識のもと、「地域経済を取り戻す」をテーマに、日本・イギリス・韓国各国それぞれの考えや取り組み事例を紹介し合い、学びを深める時間となりました。

日本からは、データから読み取る田園回帰の動きや人々の幸福実感、暮らしや経済に必要なものを地域内でできるだけ漏らさず循環させる漏れバケツ理論の考え方、住民自治において特に取り組みが進んでいる埼玉県小川町、島根県江津市、島根県海士町、北海道下川町の事例を紹介しました。

イギリスからは、ファーガソンさんが市長を務めたブリストル市での経験をもとに、良いコミュニティづくりにおける多様性や女性の指揮、決定権を地域が握ることの必要性についてお話いただきました。

韓国からは、農業が盛んで食文化創造都市である全州市における食の持続可能な地域づくりのネットワーク構築や政策アプローチ、新たなうごきへの発展についてお話いただきました。

循環型の地域経済を取り戻す動きが多くの地域で行われています。この動きがさらに広がることを願っています。

 

 

実施日:2017年11月12日

会場:明治学院大学白金キャンパス・ダイニングホール1F

ローカル×エシカル×しあわせ金融~分科会A1レポート

ゲスト:ジョージ・ファーガソン(元ブリストル市長、建築家、イギリス)

末吉里花(エシカル協会代表理事)

吉原 毅(城南信用金庫顧問)

新井和宏(鎌倉等身取締役)

古野 真(350.org Japan)

企画団体:350.org Japan

 

エシカルファッション、エシカルな買い物など、私たちの消費への態度についてもっと目を向けようという機運は浸透してきた2017年、お金の流れもエシカルに変えていこう!とローカル×金融をテーマにした分科会が午前枠で開催されました。金融の仕事にとりくむ城南信用金庫・吉原毅さんと鎌倉投信の新井和宏さん、イギリスから世界フォーラムに参加されているジョージ・ファーガソンさん、エシカルの普及にとりくむ末吉里花さんをゲストに迎え、100名の若い参加者も多く、熱気あふれるなか、開催されました。

当日の模様は、下記2つの記事で紹介位されています。ぜひご一読ください。

◆オルタナS「世界を動かす小さな経済圏ー「しあわせの経済」とは

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171124-00010003-alterna-soci

 

 

◆Think the Earthブログ「投資を引き揚げるーダイベストメントという選択」

投資を引き揚げる「ダイベストメント」という選択 エシカルなお金の使い方

できることから自給する!~ローカルシフトのはじめ方 分科会C3レポート

登壇者:郭 洋春(立教大学経済学部教授)

白井和宏(市民セクター政策機構代表専務理事)

高坂勝(SOSAプロジェクト代表理事)

林 良樹(NPOうず)

企画:農力向上委員会、脱成長ミーティング

「まずは自分が食べる物の種を蒔き、自らが育てよ。」サティシュ・クマールさんが、「しあわせの経済」世界フォーラムの初日に諭したその教えを、どれだけの来場者が胸に刻んだのでしょうか。

明治学院大学で開かれた二日目の担当分科会、「できることから自給する!~ローカルシフトのはじめ方~」はまさに、そのアドバイスを実践する手ほどきの場となりました。当プログラムでは基調講演として、まず郭洋春立教大学教授が『限界に達した経済:さらなる成長は格差を広げるだけ』と説き、白井和宏市民セクター政策機構専務理事が『迫りくる食糧危機:世界的な食料争奪戦の時代』をレクチャー。続いて、千葉県鴨川市で自給を率先垂範する林良樹さん、匝瑳市に移住を決意した髙坂勝さんに実践報告をして頂きました。

なにより日本は今、まさに「成長の限界」に直面しているのでしょう。サティシュさん初来日からの合言葉だった、「良い会でしたね!で終わらせず始めの一歩を踏み出すきっかけを演出する」。その想いがどこまで浸透したのか、いまだ経済成長に望みを託す世相に無力感を禁じ得ませんが、氏が最後に残した言葉に、唯一の救いを感じる毎日です。曰く、「それでもあなたを愛す」。

伝統文化に学ぶ「しあわせの経済」~分科会A-2レポート

11月12日、明治学院大学パレットゾーンの学食スペースにて、『伝統文化に学ぶ「しあわせの経済」』と題し、心の豊かさで知られるインド・ヒマラヤ山麓のラダック地方をテーマにしたトークショーを実施しました。ゲストとして、ラダックの現地仏教中央大学の学長であるゲシェ・コンチョック・ワンドゥ氏と、映画監督であり海外で数々の賞を受賞しているスタンジン・ドルジェ氏にご参加いただきました。当初ご参加予定だったヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏が体調不良により急遽ご欠席となるトラブルもありましたが、おかげさまで会場は多くの参加者でほぼ満席となりました。

ラダックからのゲストのお話は、現代の人々が見失ってしまった大切なものについて問う内容でした。「素晴らしい発展をとげた都市に暮らす、あなた方は幸せですか?」、「私たちは、他の人のために生きています。食事をするのも、生きてこの体を使って誰かのために役立たせたいからです。」、「私たちは朝起きて、地球の裏側にいる皆さんの幸せを祈ります。この中で地球の裏側のことに思いをはせる方はいますか?」。自らの外側に何かを求めるのではなく、内側を見つめ直すべきであり、心のあり方こそ重要であるというメッセージは、これからのしあわせを考える大きなヒントとなるのではないでしょうか。

実施:2017年11月12日(日)

会場:明治学院大学白金キャンパス・ダイニングホール1F

企画:NPO法人ジュレー・ラダック