間中ムーチョさん描きおろし~ローカル経済は、特定の場所に根差す「場所の経済」

Local economics is the economics of place.

Nature is our real wealth.

エコノミーをエコロジーから切り離すことはできない。それらは一つなのです。

村、山、そして生態系に包まれているもの、土地とそこに生きる命を大切にする。生き物の健康と幸せを維持し、持続するのが経済。

ローカル経済は、特定の場所に根差す「場所の経済」です。

本物の富とは、木、川、大地、動物、そして全ての自然です。

それが本当の豊かさです。

サティシュ・クマール


「しあわせの経済」国際フォーラム2019 in 横浜戸塚のビジュアルイメージは、サティシュ・クマールさんの言う「場所の経済」。絵本作家・間中ムーチョさんに、このフォーラムのために描きおろしてもらいました。

今年の会場になっている明治学院大学戸塚キャンパスは、日本の原風景を生かした舞岡公園を臨む場所にあります。ここは、古来より、人々が自然とともに暮らしを送ってきた里山だったのです。

山に大地に、祈りを捧げながら、「しあわせとはなにか」、「本来の経済とはなにか」、「豊かさとはなにか」について、想いを重ね合いましょう。

このビジュアルを、“しあわせの経済”への旗印として、ご活用ください!

 

 

■間中ムーチョさん プロフィール

アーティスト、絵本作家。1970年生まれ。茨城県出身。神戸市在住。セツ・モードセミナー卒。

女児玩具デザイナーなどを経て、アーティスト活動を開始。3.11東日本大震災で起きた原発事故後、自宅の庭に生きる水仙やタンポポ、梅の実、マツボックリなどが、事故前とは違う形に変化したのに気づく。人間の出すデータや情報ではなく、植物達が身をもって「ここはもう、以前とは違うんだよ」と教えてくれたメッセージに従い、避難を決意。目の前の植物達から勇気をもらい、創作活動に生かしている。

絵本『にんげんさまへ』(SOKEIパブリッシング・11月出版予定)は、2019年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に入選した”MOUNTAIN”をベースに、原発事故で汚染されたままになっている故郷の山、海、土への思いを描き上げた。スローな思想を描いた『ぬかどこさま』は、2017年有田川町絵本コンクール最優秀賞を受賞した。

http://55muutyo.jugem.jp/

10/19(土)島村菜津×辻信一:いよいよスローフード、スローライフ

「しあわせの経済」国際フォーラム2019に向け、パルシステム東京とナマケモノ倶楽部が企画する「シリーズ「しあわせの経済」を、地域から」。 最終回となる10月19日(土)は、国内外のローカリゼーションの現場を歩き、そのストーリーを発信するノンフィクション作家の島村菜津さんをゲストに迎えてお送りします!

世界はいよいよ曲がり角。グローバリゼーションが圧巻する現代社会において、小さく、ゆっくりとした動きがどう生き生きとクリエイティブに地域をよみがえらせているのか、一緒に学びましょう!


日時:2019年10月19日(土)14時~16時

会場:パルシステム東京2F会議室

参加費
一般1000円、パル東京組合員・ナマケモノ倶楽部会員500円
高校生・大学生500円(小中学生無料)

お申込
「こくちーず」お申込みページよりお申込みください。
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/562822/ 


●講師プロフィール

島村菜津 
ノンフィクション作家。東京芸術大学卒。十数年にわたって取材したイタリアの食に関する『スローフードな人生』(新潮文庫)は、日本におけるフローフード運動の先駆けとなった。
主な著書に『フィレンツェ連続殺人』(新潮社)『エクソシストとの対話』(小学館、21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞)『バール、コーヒー、イタリア人』『スローシティ』(光文社新書)ほか。

辻信一 
文化人類学者、環境=文化運動家。明治学院大学教員。「ゆっくり小学校」“校長“、カフェ「ゆっくり堂」店主。南米で活動していた20年前、当時の学生や友人たちと「ナマケモノ倶楽部」を結成、以来、「スローライフ」、「キャンドルナイト」「ハチドリのひとしずく」「GNH」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開してきた。著書に「スロー・イズ・ビューティフル」「弱虫でいいんだよ」、映像作品に「アジアの叡智」(DVDシリーズ、現在8巻)など

9/21(土)エネルギーを地域に取り戻す~映画「おだやかな革命」上映+ゲストトーク

「しあわせの経済」国際フォーラム2019に向け、パルシステム東京とナマケモノ倶楽部が企画する「シリーズ「しあわせの経済」を、地域から」。

9月21日(土)は、エネルギーの自給に焦点をあてます。 2017年に制作され、各地で自主上映がつづく話題作、映画「おだやかな革命」上映のあと渡辺智史監督のほか豪華ゲストを迎えてのトーク。

ゲストには、福島県より飯館電力専務の近藤恵さん、岐阜県郡上八幡と千葉の二拠点生活を営みながらオーガニックコーヒーの焙煎業を営む有限会社スローの小澤陽祐さんをお迎えします。映画と豪華ゲストトークの第三回、みなさまのご来場、お待ちしています!


日時:2019年9月21日(土)13日半~17時

会場:パルシステム東京2F会議室

参加費
一般1500円(上映料付)、パル東京組合員・ナマケモノ倶楽部会員500円
高校生・大学生500円(小中学生無料)

お申込
「こくちーず」お申込みページよりお申込みください。
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/562821/ 


●講師プロフィール


渡辺智史 
有限責任事業組合いでは堂 代表。山形県鶴岡市生まれ。東北芸術工科大学環境デザイン学科卒業。卒業後上京後に、ドキュメンタリー映像制作に従事する。2012年にドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ 』を公開。教育映像「在来作物で味覚のレッスン」が第9回キッズデザイン賞の「未来を担う消費者デザイン部門」で優秀賞。「おだやかな革命」(18)「YUKIGUNI」(19)などが全国の劇場でロードショー公開されている。東北の山形を拠点に映画の製作と配給を手がけている。地域課題に真摯に向き合う、ソーシャルデザインとしての映像制作を探求している。

 


近藤 恵 
飯舘電力株式会社・専務取締役。1979年東京生まれ。基督教独立学園在学中に農業に関心を持つ。筑波大学二学群生物資源学類を卒業後、千葉の有機農家で1年研修。福島県二本松市で2006年新規就農。3年間の兼業時代を経て、2009年から専業で成り立つようになったが、3.11に遭遇。


小澤陽祐 
スローコーヒー代表、ナマケモノ倶楽部共同代表。1976年千葉県松戸生まれ。明治学院大学国際学部卒業。1999年よりスロームーブメントに関わり、2000年スロー社を設立。【 オーガニック】【フェアトレード】のコーヒー豆のみを【自社焙煎】することに特化しているコーヒーブランド。2009年には、スローコーヒー八柱店をオープン。2016年からは焙煎機の電力を100%太陽光発電の電気に切替え【ソーラー焙煎】を開始。ファーストではない、スローなコーヒーのあるライフスタイルを提案中。

‎9/3(火)「しあわせの経済]」国際フォーラム2019 in 戸塚 キックオフ・パーティー

日本での開催が3回目となる「しあわせの経済」 国際フォーラム2019。今年は、横浜市戸塚の里山に隣接する明治学院大学・横浜キャンパスにて開催されます(11月9日〜10日)。

▶公式サイトはこちら!
http://economics-of-happiness-japan.org/

「しあわせの経済」が伝える“ローカリゼーション”とは、社会から孤立することでも、極端な主義・主張をもつことでもありません。世界中の地域とつながりを持ちながら、柔軟にこれまでの「あたりまえ」を見直すことであり、人・地域・自然のつながりを再生させることによって、私たちが見失ってきた「生きる目的」と「安心して暮らせる未来」を再発見することなのです。

日本に上陸したこれまでの流れや、より内容を充実させるために、みんなの力を借りたいクラウドファンディングのことなど、参加型のキックオフ・パーティーにしたいと考えています。

【日時】
2019年9月3日(火)
・18時30分 開場
・19時00分 開演
・21時00分 終演予定

【場所】
一般社団法人 日本社会連帯機構
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル7階

【出演】
◎辻信一 (環境活動家・文化人類学者)
◎片山弘子(GEN-Japan事務局長)
◎飯沼潤子(日本社会連帯機構)
◎自然派ラッパー MIO
◎馬場直子(NGOナマケモノ倶楽部 事務局長)
◎鈴木七沖(編集者・ナマケモノ倶楽部) 他

【内容】
☆辻信一からのお話し
・ローカリゼーションの必要性
・「しあわせの経済」日本開催のこれまで
・経済の安定と自然環境について
☆事務局からのお知らせ
☆クラウドファンディングについて  他

【参加費】
2000円(税込)※軽食とお飲み物付き

【定員】
50名限定

【お申込方法】※事前申込&振込制となっております。
以下のURLからお申し込みください(こくちーず)。
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/577189/

おって、振込先を明記したメールを送信いたします(携帯電話機能のメール受信にお気をつけください)

【主催】
「しあわせの経済」国際フォーラム2019実行委員会

【お問合せ】
ナマケモノ倶楽部 info@sloth.gr.jp

Economics of Happiness International Forum 2019

The localization movement has taken root in Japan and is rapidly growing. On November 8th -10th, 2019, we will be holding the third in a series of Economics of Happiness gatherings in Japan, this time in Yokohama. It will build on the huge Economics of Happiness World Forum held in Tokyo in 2017 and the conference that followed in 2018. These gatherings are becoming an annual tradition, serving as a focal point for the localization movement in Japan.
As always, Local Futures is collaborating with a number of local organizations for this event. The Coordinator is our close colleague and IAL member, Professor Keibo Oiwa, who has the support of Meiji Gakuin University, where the event will be held.
Global opinion leaders in localization and leaders of the local movement in various parts of Japan shall gather at this conference. We will continue to disseminate localization movements that are becoming a new trend in various places around the world in Japan in the lead up to the main event.

HELENA NORBERG-HODGE (Australia)
Director of Local Futures

WEN TIEJUN (China)
Executive Dean of the Institute of Advanced Studies of Sustainability of Renmin University, China

 


MICHAEL SHUMAN (U.S.A)
Economist, Author of “Smart‐Mart Revolution”

 

TSUJI SHIN’ICHI (KEIBO OIWA) (Japan)
Professor at Meijigakuin University. Environmental activist

 


SAWYER KAI (Japan)
Tokyo Urban Permaculture

 


YAMAZAKI RYO (Japan)
Communitydesigner

 


SOMBOON MOO  (Thailand)
Executive Secretary of the International Network of Engaged Buddhists (INEB)

 


SAMI AWAD (Palestine)
Nonviolent activist

SAAD DAGHER (Palestine)
Agronomist and environmentalist

 


PATRICIA MOGUEL (Mexico)
researcher on agroecology

 


YAMADA MASAHIKO (Japan)
Lawyer, ex minister of agriculture

 

TANAKA YUKO (Japan)
Edo researcher, President of Hosei university, Tokyo

 

ONODERA AI (Japan)
co-founder of Sokka, children’s ocean awareness program, and Ambassador to Edible Schoolyard Japan
And more..!

ヘレナと辻信一から:2019「しあわせの経済」国際フォーラムへのお誘い

どうしたら、世界はもっと幸せな場所になるでしょう!?

人類が今直面している数々の危機は、みな密接につながっています。地球温暖化から金融メルトダウンの危機まで、感染症のように広がる鬱病、不寛容、憎しみから、全体主義的な勢力の台頭と民主主義の衰退まで・・・。これらすべての事態が私たちに警告しています。今こそ社会に深く、大きな変化が必要だ、と。

ますます多くの人びとが、グローバル経済こそが問題の根源にあることに気づき始めています。今や経済というシステムそのものを変えることこそが、人類の最も緊急な課題となっているのです。

私たちはこう考えています。数々の危機がつながっているように、それを解決する方法もまたつながっている。そして答えは今までと根本的に異なる考え方の中にある、と。経済を成長させよう、成長しているように見せかけよう、という虚しい努力を続けるかわりに、私たちは、人間にとっての、そして自然界にとっての真のニーズ、つまり、本当に大切なことにこそ意識を集中するべきです。まずは、自分たちが自然界の一部であり、自然に支えられてこそ生きられる存在であることを思い出すこと。そして、自分たちがいかに切実にコミュニティを必要とする存在であるか、ということに気づき直すことです。

今こそ、私たちの経済活動をグローバルからローカルへと大きく転換し、経済という仕組みそのものを、もう一度自分たちの手に取り戻す時です。そのために、グローバル化へと進んできたプロセスを巻き戻すような政治的な改革に着手しましょう。その一方で、地域により健全な生態系やコミュニティをよみがえらせるためのローカリゼーションを進めるのです。

ローカリゼーションは、生態系にも、社会にも、そして個々人にも“癒し”をもたらしてくれるでしょう。ローカル経済は、壊れかけた住民同士のつながりを、また人間と自然界とのつながりを修復する役割を果たすでしょう。こうしてよみがえるつながりは、私たちの幸せな人生のためばかりではなく、私たちの生存のために不可欠なのです。

 

「しあわせの経済」国際フォーラム2019呼びかけ人代表

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ

辻信一