2018年「しあわせの経済」フォーラムへのお誘い

しあわせの経済」という世界的なつながりへのお誘い

去年の11月、世界中から1,500人を超える仲間が東京につどい、人間と生態系の健康的で豊かな関係性を探求する「しあわせの経済」について学びを深め、お互いの活動をたたえあいました。

そして1年がたち、新たなつどいが開かれます。さらなる学びと、私たちのつながりをより強くするためのこの試みに、あなたにも参加してほしいとお誘いしています。Read more

スウェ&オシ~ナマケモノの智慧に学ぶ

「レイジーマン・ファーム」(ナマケモノ農場)では、カレン民族の伝統に倣いながら、コーヒーや在来米、野菜を育てています。今年は収穫前の田んぼに台風が直撃し、大変な思いをしました。
より新しいもの、より早いものへと人々の関心が向く時代ですが、私たちはナマケモノのように、急がず、競わず、本当に大切なものを見極める目を持ち続けたいと思っています。地球を長持ちさせるために、スロー・ダウンしましょう。パガニョー(カレンの言葉で「人間」の意味)に伝わる歌をみなさんにご紹介します。

 


Haw Khoo(ホーコー:大地の涙)

人間が、初めて母なる大地に招かれた時、
私たちはみな家族であり、親戚どうしだった

時が経つにつれ、土地は狭くなり、人の数は増えた
争いや戦いは、自分がどこの何者であるかを忘れさせた
母なる大地は涙した

貪欲や権力は、恐怖を乗り越える勇気を私たちから奪い取った
母なる大地は涙した

兄弟姉妹たちよ、新たな旅に出かける時が来た
ロウソクの灯りと食べ物は慈悲の心
先人の智慧のもと、心をひとつにし、
母なる大地の涙をそっと拭おう

 

地域経済をとりもどす~分科会B2レポート

登壇者:ジョージ・ファーガソン(建築家、元ブリストル市長)
枝廣淳子(東京都市大学環境学部教授)
大江正章(コモンズ代表)
許文卿(全州大学教授)

企画:幸せ経済社会研究所、コモンズ

 

本分科会では、グローバル化された経済に翻弄されるのではなく、外的な衝撃にもしなやかに強い、レジリエントで幸せな地域をつくるためには、循環型の地域経済を取り戻す必要があるという問題意識のもと、「地域経済を取り戻す」をテーマに、日本・イギリス・韓国各国それぞれの考えや取り組み事例を紹介し合い、学びを深める時間となりました。

日本からは、データから読み取る田園回帰の動きや人々の幸福実感、暮らしや経済に必要なものを地域内でできるだけ漏らさず循環させる漏れバケツ理論の考え方、住民自治において特に取り組みが進んでいる埼玉県小川町、島根県江津市、島根県海士町、北海道下川町の事例を紹介しました。

イギリスからは、ファーガソンさんが市長を務めたブリストル市での経験をもとに、良いコミュニティづくりにおける多様性や女性の指揮、決定権を地域が握ることの必要性についてお話いただきました。

韓国からは、農業が盛んで食文化創造都市である全州市における食の持続可能な地域づくりのネットワーク構築や政策アプローチ、新たなうごきへの発展についてお話いただきました。

循環型の地域経済を取り戻す動きが多くの地域で行われています。この動きがさらに広がることを願っています。

 

 

実施日:2017年11月12日

会場:明治学院大学白金キャンパス・ダイニングホール1F